まだまだ寒さが続くこの季節。マフラーやコートを着ることで身体を温めている方は多いと思いますが、実は「冷え対策」は、身体だけではなく、頭皮にも必要だったのです。
今回は、育毛を妨げる原因となる「頭皮冷え」と、その対策として今日からでも始められる「頭皮マッサージ」をご紹介します!
頭皮の冷えは、育毛の大敵!
夏の強い日差しが頭皮にダメージを与えてしまうことは周知の事実で、特に7月から8月にかけては警戒されている方も多く見かけられます。
ですが、1年で最も気温と湿度が低くなる12月~3月も、頭皮にとっては過酷な季節だったのです。
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“足”や“手”は冷えていることを自覚しやすいのですが、“頭”が冷えていることにはなかなか気がつかないもの。
「冷え」というのは、血行が悪くなることで起こってしまう症状なので、当然ですが「頭皮冷え」=“頭皮の血行が悪くなっている”ということになります。
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頭皮には毛細血管が通っており、その中を流れる血液が頭皮や毛根に栄養を運んでいます。
しかし、頭皮が冷えると、血管が収縮することによって血液の循環が悪くなり、毛根に栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
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さらに、頭皮冷えは髪の発毛サイクルにも大きく影響します。
髪は成長期の間に毛根が太く育つのですが、血行不良によりそのサイクルが乱れてしまうと、成長期のあとすぐに毛根の退縮が始まってしまいます。
そうなれば、髪は次第に細くなり、最終的には抜け毛に…なんてことも。
栄養不足に陥った毛根は休止期に入るので、新たな髪が生えにくくなってしまうという悪循環に陥る可能性もあるのです。
毎日2分だけでOK!「頭皮マッサージ」4STEPをご紹介♪
頭皮にはたくさんの毛細血管が通っていますが、頭皮は筋肉量が少なく、血液を送り出すポンプ機能が弱いと言われています。
そこで、ぜひ「頭皮冷え対策」として取り入れていただきたいのが、セルフで簡単にできる「育毛マッサージ」。現在、育毛剤を使用されている方は、併用してマッサージをするとさらに効果的です。約2分でできる簡単な手順になりますので、ぜひお手持ちの育毛剤とともにお試しください!
【STEP①】育毛剤を頭皮に塗る
洗髪後に育毛剤を塗ります。髪ではなく、頭皮全体に塗るのがポイント!
※お手持ちの育毛剤によって異なります。用法・容量を守ってご使用ください。
【STEP②】生え際から両手の指の腹で押し上げる
おでこの上部の生え際に両手の指の腹を当て、つむじに向かってグッと押し上げます。このとき、指を垂直に立ててゆっくり押すと、より血行が良くなります。
【STEP③】耳の上を両手で押し上げる
側頭部の両耳の上に手のひら全体を押し当て、上部に向かって痛みを感じない強さでゆっくりと押し上げます。
【STEP④】両手の指を組んでつむじを手のひらでつまみ上げる
最後に、つむじを挟むように両手の指を組んで、上方向につまみ上げます。
【NG】絶対にやってはいけないマッサージ法
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逆に絶対やってはいけないマッサージもあります。それは、爪を立てること。
頭皮というものは非常にデリケートなので、爪を立てたり、ガシガシと力を入れたりするだけで傷ついてしまうもの。
せっかく生えてきた産毛が抜けたり、毛根にダメージを与えてしまったりすれば、薄毛の大きな原因になってしまいます。
絶対に爪は立てずに、指の腹でやさしくマッサージすることを常に心がけてください。
マッサージは、毎日やるから意味がある!
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今回の「頭皮冷え」と「育毛マッサージ」特集は、いかがでしたでしょうか。
マッサージをするのとしないとでは、上記の写真をご覧の通り、その差は一目瞭然ですよね!
頭皮を冷やすことは薄毛の原因になりかねないので、ご紹介した頭皮マッサージがお役に立てば幸いです。
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ただし、こちらは即効性があるものではなく、あくまで継続していくことが何より大切。
1日数分でできる簡単な習慣なので、毎日続けることで健康な頭皮を手に入れましょう!